ライタベアクDAC (Leithaberg DAC)

ワイン

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“ライタベアクは味わわねばならないと”とライタベアクの生産者は強調する。伝統的技法によって、土壌由来のスパイス、ミネラル、そして果実味が、産地品種に特徴的なフレッシュさとエレガントさに組み合わされた、産地に典型的なスタイルが保持されている。ライタベアクDACワインは“レゼアヴェ”のカテゴリーに属し、赤でも白でもあり得る。ライタベアクDACの白はグリューナー・ヴェルトリーナー、ヴァイスブルグンダー/ピノ・ブラン、シャルドネ、或いはノイブルガーから造られる。ライタベアクDACの赤ワインはブラウフレンキッシュから造られる。それは木樽で熟成されつつも、木由来の風味は背後に留まるべきで、本来の性質とエレガンスと力強さをサポートするのみ。赤と白に共通するライタベアクDACの特徴がひとつある――両者ともテンションと躍動感があり、緻密で多層性があることだ。

産地

ワイン産地ライタベアクは、ライタ山脈のブルゲンラント側、ノイジードル湖の西側にあり、3,097haの栽培面積で、世界で最も古いワイン産地のひとつだ。ツァーガースドーフのハルシュタット文化、ケルトの墓の副葬品として発見されたブドウの種は紀元前8世紀のもので、中欧最古のワイン生産の証拠品だ。地質的そして自然の状態はワイン産地の境界を決定する。それはアイゼンシュタット区とその周辺、そしてヨイスとヴィンデンの集落を包括する。およそ35kmの間に、北はグロースヘーフラインから南はツァーガースドーフまで、約20のライタベアクの集落が並んでいる。特徴的なのは、多くのアーモンド、桜、そして桃の木がノイジードル湖に向かう斜面のブドウ畑に点在していることだ。

ライタベアクDACはライタ山脈とノイジードル湖によって同じように影響を受けている。暖かい湖風は重要な熟度に都合がいい。山脈は夜間の温度を押し下げ、したがって果実味、新鮮さ、フィネス、そして長熟さを増す。ライタベアクDACの土壌は主に石灰と粘板岩で構成される。役1500万年前の貝殻石灰は、多少塩辛い風味と上品さをもたらす。粘板岩は、望ましいテンションとストラクチャーに寄与する。

料理のヒント

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白のライタベアクは飛びぬけて多面的なフードコンパニオンで、ほんの少しスパイス――例えばパプリカ――を用いた魚や鶏料理にピタリとはまる。アスパラガスもエレガントでいくらか熟成したライタベアクのタイプと完璧なペアを組む。赤のライタベアクDACのキャラクターは、ソテーした肉、例えばステーキや鹿肉のヒレ、ラムのリブや鴨の胸肉などを求める。

ライタベアク DAC (白:2009年ヴィンテージより 赤: 2008寝んヴィンテージより)

ブドウ品種:

ピノ・ブラン、シャルドネ、ノイブルガー、グリューナー・ヴェルトリーナー、上記品種のブレンド、ブラウフレンキッシュ (ブラウフレンキッッシュ最低85% , サンクト・ラウレント最高15%, ツヴァイゲルトもしくはピノ・ノワール)

品質レベル:

白:公的検査番号審査委員会に対し、収穫の翌年の4月から6月の間に限ってワインを提出し、消費者に対しては収穫の翌年9月1日以降発売される。

赤:樽熟成が必須。公的検査番号審査委員会に対し、収穫の翌々年の4月から6月の間に限ってワインを提出し、消費者に対しては収穫の翌々年9月1日以降発売される。

容量アルコール:

最低12.5 Vol %(13.5%以下)

味わい特性:

味わい:産地の典型的な、コンパクト、スパイシー、ミネラルがあり繊細、オークの使用はほとんどない。

香り:産地の典型的なブケ、フルーティー、スパイシーで爽快、心地良いプライマリー・フルーツ(=果実に直接由来する)香り。

ラベル表示:

産地呼称("DAC"を含む)は表ラベルに表示されねばならない。

2010年11月最終改訂