グリューナー・ヴェルトリーナー (Grüner Veltliner/Weissgipfler)

A picture shows grapes of the grape variety Grüner Veltliner
© AWMB / Oberleitner

原産地:オーストリア、ニーダーエスタライヒ

起源
:トラミーナー x  St.ゲオルゲンの自然交配

2つ目の親品種はオーストリアのブルゲンラントにあるSt.ゲオルゲンで発見された。このブドウ品種はその発見場所にちなんで名付けられたが、その理由は、その後の遺伝子調査でも、既知のどんな品種とも関連づけることができなかったからだ。グリューナー・ヴェルトリーナーはローター・ヴェルトリーナー及びフリューローター・ヴェルトリーナーとは関係がない。

栽培面積:14,423 ha、31.0%

グリューナー・ヴェルトリーナーはオーストリアにおける最も重要な固有地場品種だ。1950年代に、レンツ・モーザーのハイカルチャー仕立ての導入によって、最も広範に植えられるようになった。今日この品種は特にニーダーエスタライヒとブルゲンランド北部で広く植えられている。原産地の典型的なDACワインとして、この品種は幾つかのワイン生産地で特別な位置づけを占めている。1999年から2009年の間に22%減少しているものの、オーストリアのブドウ畑栽培地における最も主要な地位を維持している。

ブドウ分類学上の重要点

葉:
中位のサイズ、五角形から円形で、5から7の切れ込みがあり、下面には中庸な濃さの発毛がある。典型的なのは、枝の先端の丈夫な白いウールのような毛で、そこから同義語であるヴァイスギプフラーがつけられた。
ブドウの房:中から非常に大きいものまで。中程度の密度、円錐形、肩の張った、大きな円形か楕円形の実、緑ががかった黄色から、日の当たる面は狐黄色まで。

成熟期:中期

重要性、生育要件:オーストリアにおける最も重要なブドウ品種。グリューナー・ヴェルトリーナーは20世紀の終わりには世界的に知られるようになった。樹勢が強いため、収量コントロールを要する。深いレスの土壌で特によく育ち、乾燥を嫌う。開花期にはデリケートで、ベト病、ローター・ブレンナー病、クロローシスに罹りやすい。

ワイン:グリューナー・ヴェルトリーナーは、軽やかで酸が中心のワインから、熟度の高いプレディカーツワインまで、全ての品質レベルをカバーする。立地と収量は品質に決定的な影響を及ぼす。スパイシーでペパリーなワイン、或いは石果風味のあるワインが好まれる。ゼームリングの香り――ショイレーベ(ゼームリング88)種に似た強いアロマ――は、あまり好まれない。

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地場品種