ブルゲンラント (Burgenland)

ブルゲンラント (13.100 ha) - 陽光の地からの力強いワイン

暑く大陸性のパノニア気候の影響を受け、フルボディーでリッチな赤ワインが、ブルゲンラントの東地域で生産されています。このエリアの中には、それぞれが重要な役割を担ういろいろな区分があります。例えば、ブルゲンラント最南端のアイゼンベルグの村では、複雑な土壌構造を享受し、近隣のシュタイヤーマルクの涼しい気候の影響を少し受けて、細やかなミネラルの構造と比肩するものなきエレガンスを備えたブラウフレンキッシュやその他の赤ワインに対する、理想的栽培条件が提供されるのです。

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© AWMB / Anna Stöcher

なめらかな果実味と長い余韻のブラウフレンキッシュは、往々にして北にあるロザリアゲビルゲやミッテルブルゲンラントの高密度のローム土壌から生まれます。ノイジードラーゼー(ノイジードル湖)の西岸、ノイジードラーゼー=ヒューゲルラントでは、この品種は表現力のあるミネラリティとグリップの強いタンニンをもたらします。

ライタゲビルゲの東向き斜面は、基本的に石灰岩とスレートの土壌で、ブラウフレンキッシュにユニークなテロワールを提供します。複雑な白ワインもあ り、特に、ヴァイスブルグンダー、シャルドネ、グリューナー・ヴェルトリーナーが優れています。そして、伝説的なルスター・アウスブルッフのような傑出し たデザートワインが、ブルゲンラントのワイン産出能力を示す幅広いワインリストを完成させます。

地場品種であるブラウアー・ツヴァイゲルトは、ノイジードラーゼー(ノイジードル湖)東岸で支配的になる傾向にあり、そこではブラウフレンキッシュ とサンクト・ラウレントと共に、力強くジューシーな赤ワインが産出されます。ゼーヴィンケルの地域では、ユニークな微気候を享受し、高品質の貴腐ブドウの 産出地として世界でも最高のひとつという評価を獲得しています。大きな湖と、ブドウ畑の周辺にある数えきれない程の小さな浅い池が、空気中の湿度を高めて くれ、貴腐(ボトリティス・シネリア)の繁殖を促進させ、偉大なベーレンアウスレーゼやトロッケンベーレンアウスレーゼのデザートワインの生産を助けま す。

Video: Burgenland, © AWMB


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これらのおいしいワインの品種として大切にされる品種としては、シャルドネ、ショイレーベ、トラミーナー、ヴェルシュリースングが挙げられます。特に 最後の品種は、卓越した品質レベルを実現させるポンテンシャルがあります。

革新的で先取の気風をもつブルゲンラントの生産者たちこそが、この地域の最大の資産であり、成功しているワイン経済の最も確実な理由となっていま す。これは、なぜ彼らのワイン(国際品種やフルボディのブレンド赤ワインでさえ)が近年、かくも数多くの賞と称賛を獲得しているのかの理由でもあります。

2005年ヴィンテージから、ミッテルブルゲンランドDACが、ブルゲンラントで最初のDACの地位を得たワインとなりました。それ以降、ライタベルクDACとアイゼンベルクDACが加わっています。20123月のノイジードラーゼーDACの導入により、ブルゲンラントのDAC一族は、完成をみた。

 

 

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