ライタベルク (Leithaberg)

白、赤、甘口の中にあるミネラリティ

ライタゲビルゲ、ないしライタ丘陵は、多様なワイン生産者が集まる地域であり、他のいかなるワイン生産地域でも、これほどの種類のワインが供されることはありません。3097ヘクタールの畑は、ノイジードラーゼー(ノイジードル湖)の西岸にあり、これは伝説的なルスター・アウスブルッフを含みます。ルスター・アウスブルッフは国際的によく知られた高貴な甘口ワインであり、この地域の強いアイデンティティを要約するものなのです。

栽培面積:

3.097 ha

主要ブドウ品種:

ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、シャルドネ、リースリング

代表的な町や村:

ヨイス、ヴィンデン、プアバッハ、ドンナースキルヒェン、シュッツェン、オッガウ、ルスト、メルビッシュ、グロースヘーフライン

A picture shows a panorama view over the area of Leithaberg
© AWMB / Egon Mark

辛口タイプのワインは、酸性の結晶した片岩と片麻岩が炭酸塩が豊富な地層を貫通して現れる、豊かな斜面の続くライタゲビルゲの香りを示しています。ライタベアクDACとラベル表記される、この地域の典型的なワインは、自由都市アイゼンシュタットの地政区画とその周縁地区を含み、ヨイスやヴィンデンといった小さな村々に至る、法律で規定された栽培地域から生まれます。ライタベルクDACの白ワインは、単一品種でもブレンドでも構いませんが、使用が認められている品種は、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、シャルドネ、ノイブルガー、そしてグリューナー・ヴェルトリーナーです。ライタベアクDACの赤ワインは、ブラウフレンキッシュを主要品種として造られますが、ツヴァイゲルト、ザンクト・ラウレント、ピノ・ノワールは、15%を上限としてブレンドしても構わないことになっています。ライタベアクDACと表記されたワインは、一貫したミネラル溢れる個性をもっており、比較的フルボディで、アルコールは12,5度から13,5度。DAC格付けのワインの他にも、数多くの他の品種のワインがノイジードラーゼー(ノイジードル湖)の西側で造られますが、それらはブルゲンラントの生産地呼称で販売されます。

品質本位のワイナリーと献身的な生産者でいっぱいのこの地域は、旅行者にとって真のワインメッカになっています。有名なエスターハージー宮殿のある州都、アイゼンシュタットでは、ワインを含む様々な文化活動が行われています。夏には、ノイジードラーゼー湖畔の町、メルビッシュで音楽祭が開催されますし、サンクト・マルガレーテンの歴史的な石切り場では、野外オペラが上演されます。ルストのワイン・アカデミーでは、様々な教育プログラムが用意されています。

“ロザリア”畑の数々は、ライタベアクの南端から広範囲に広がり、ワイン造りの村ペテルスドーフを含む。その肥沃で深い土壌構成はブランフレンキッシュにミッテルブルゲンランドにかなり近いパワフルなスタイルを与える。