ショイレーベはリースリングと野生種の交配種だと考えられており、1916年にドイツ人ぶどう栽培者Georg Scheuによって生み出されました。ショイレーベは、クロスグリやトロピカルフルーツ、核果のはっきりとしたブーケにより、アロマの強い品種として考えられています。
起源
Deutschland, Alzey
系統
Züchtung aus Riesling und Bukettraube
ヴィンヤードエリア
357 ha, 0,8%

原産地:ドイツ、ブドウ栽培国家施設、アルツァイ。
起源:1916年にゲオルク・ショイにより“ゼームリング”として、リースリング(或いは依然不明のブドウ)からの種苗品種として、アルツァイにある国家ブドウ栽培施設で生み出された。ショイは彼の若い苗木の全てに順に番号を振っており、この品種の実生番号は88であったため、ゼームリング88は“ショイ・ブドウ”、或いはショイレーベの同義語となった。
栽培面積:357ha、0.8%
ほとんどがブルゲンラントとシュタイヤーマークで栽培される。1999年から2009年の間に、この品種のオーストリアにおける全栽培面積は25%落下。従って、重要性は下降している。
ブドウ分類学上の重要点
葉:中位のサイズ、円形、深い切れ込み
ブドウの房:中位のサイズ;円筒形;肩の張った;密な、丸形の黄緑の実、典型的なマスカットのニュアンスをもつゼームリンクの風味。
成熟期:中期
重要性、生育要件:重要性は減少しつつある。ノイジードラーゼーにおいては、TBA、シュトローヴァインやシルフヴァインのスタイルが造られる。
畑の良好な立地を要する;乾燥と石灰分に対する高い耐性、そして冬霜にも強いことが知られている。
ワイン:完熟したブドウのみがフル・ボディのワインをもたらす。未熟なブドウではゼームリング・トーンがアカラサマで、不快。しっかり完熟させれば、プレディカーツヴァインにもなる。
リンク
アロマティック品種