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ヨーロッパ・ワイン・ブロガーズ・コンフェレンス

2011 ヨーロッパ・ワインブロガーズ・コンフェレンスが、2011年10月14日から16日にイタリアのロンバルディアのワイン産地、フランチャコルタで行われた。フランチャコルタはブレシアの近くにあり、その伝統的製法で造られるスパークリングワインで有名だ。今年はそこで、ブラジル、アルゼンチンを含む15ヵ国から集った85人のブロガー達が、広いレンジの傑出したオーストリアワインを味わう機会を得た。

Christian Zechmeister and Willi Klinger at the European Wine Bloggers Conference 2011
Christian Zechmeister and Willi Klinger at the European Wine Bloggers Conference 2011

オーストリア・ワインマーケティンング協会は、2010年イベントの成功を受け、2011 EWBCのサポートを決めた。昨年のイベントはウィーンのシェーンブルン宮殿で行われ、ワインブロガー達はポスト・コンフェレンス・トリップの一環として、3つ(ブルゲンラント、ヴァインフィアテル、カンプタール/ クレムスタール)から一産地を選び、訪ねるチャンスを与えられた。W-LAN装備のバスのおかげで、ブロガー達はオーストリアワイン体験をつぶさにポスティングすることができた。

2011 EWBCのハイライトのひとつは、AWMB会長ヴィリー・クリンガーとワイン・ブルゲンラントのマネージング・ディレクター、クリスティアン・ツェヒマイスターがホストを務めた甘口ワイン・ワークショップだ。「ブロガー達にとって、成果の大きなコンフェレンスの後にオーストリアのデザートワインを実体験できることは素晴らしい体験だった。彼らはこれから、自分達が昨年のポスト・コンフェレンス・トリップ中、その目で畑に熟すのを見たブドウから造られたいくつかの傑出したワインを味わうことができるのだ。」とヴィリー・クリンガーは付け加えた。

2011 EWBCの好評は、ソーシャル・メディアがワイン生産者、流通、愛好家の全てにとって、今後益々コミュニケーション・メディアとしての重要性を高めつつあることを示唆している。今、人々は“コンテクスト”においてものを考え、Facebook、twitter、Google+といったメディア上での“フレンズ”や“フォロワーズ”が何を“いいね”と思っているかを参考にするようになっている。例えば、もしあなたがジャズ、美食、そしてオーストリアのブランフレンキッシュとグリューナー・ヴェルトリーナー好きの趣味を、或るフレンドまたはフォロワーと共有しているとする。そしてその彼/ 彼女が特定のワイナリーやワインを薦めたとする。するとあなたは、あなた方の思考文脈の共通性に基づいて、おそらくかなり高い確率でそのワインに注目することになる。
ソーシャル。メディアは未来を担っており、高い評価を得るワイン商達、ワイン・ジャーナリスト達、そして専門家達から成るEWBCワイン・ブロガーズは、ワイン・コミュニケーションを全く新たなレベルへと導き続けるだろう。

統計的に、オーストリアワインは世界ワイン市場のたった1パーセントを占めるに過ぎない。しかしながら、EWBCのようなイベントを受けて、より高い人気とニュース・ヴァリューを享受している。

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