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日本人が学ぶオーストリア料理とワイン

3人の名高い日本人シェフが、現在トニ・メアヴァルト at クロスター・ウント Toni Mörwald at Kloster Und、エスタハージズ・レストラン・ヘンリチ Esterhazy´s Restaurant Henrici、そしてクアコンディトライ・オーベアラー Kurkonditorei Oberlaaの3箇所において、オーストリア料理を学んでいる。また、二人の日本のトップクラスのワイン専門家が、数年間ワイン産地においてワイン文化を学ぶことになっている。オーストリアワインマーケティング協会は、今後より重要になるアジア市場におけるオーストリアの高品質イメージをこうして強化している。

A fitting welcome for the Japanese star chefs in the Steirereck restaurant in Vienna, Copyright AWMB
A fitting welcome for the Japanese star chefs in the Steirereck restaurant in Vienna (left to right): Eva Mörwald,AWMB head Willi Klinger, Kazuya Takada, Yoshinobu Kuroki, Kazunori Kobayashi , Heinz Reitbauer, Toni Mörwald, Elisabeth Kamper, Chefpatissier Leopold Forsthofer. © Austrian Wine

日本語の“料亭”という言葉は高級料理の技を意味する、と同時にこの言葉は、日本の今日の成功した世代の好む食嗜好をも説明する。東京以上に、あらゆるスタイルの高級レストランが集積する都市は、世界中のどこにも存在しない。日本のシェフたちが興味を持つのは自身の料理文化だけではなく、彼らは西欧料理、特にフランスとイタリア料理を学ぶことにも熱心だ。「私はイタリアのトップレストランで、多くの日本人シェフやソムリエが働くのを見た」とオーストリアワインマーケティング協会会長ヴィリー・クリンガーは語る。「彼らは緻密な技を持ったプロで、その知識を故郷に持ち帰り、完璧に実践する。国際的に見て、オーストリアは自国のワインと高級食材&料理について、大国フランス、イタリアに続くより良いイメージを得るために、より多くの食関連の友好大使を必要としている。」

小林和紀、黒木義信、そしてペイストリー・シェフの高田和也の3人は、リゾート・トラスト・グループの高い評価を受けるシェフ達だ。リゾート・トラスト・グループは、4000人以上の従業員を抱え、42の高級会員制ホテルとスパ、高級レストランを日本で経営している。グループの最高レベルの環境でオーストリアワインは既に有望な地位を見つけており、グループのソムリエ達が、現在ここオーストリアにおいて、重要なトレーニングを受けている。加えて、2011年秋、グループの21のリゾートにおいて、オーストリア料理とワインがフィーチャーされることになっている。

更に、二人の日本人専門家が数年の予定でオーストリアで学ぶことになっている。その二人とは、高級デパート伊勢丹の元オーストリアワイン担当の岡田奈津子と、ジャーナリストで、東京でAWMBのワインコースも教えている岩城ゆかりだ。

現在の経済の複雑な状況が、日本におけるオーストリアワインの幸福状態を幾分抑制しているものの、この日の昇る国は、将来も中国に続くアジア輸出市場において最も重要な地位を保ち続けるだろう。

ウィーンのシュタイレレック・レストランにおいて歓迎を受ける日本のスターシェフ達(左から右に):エヴァ・メアヴァルト、AWMB会長ヴィリー・クリンガー、高田和也、黒木義信、小林和紀、ハインツ・ライトバウアー、トニ・メアヴァルト、エリザベス・カンパー、シェフ・パティシエ レオポルト・フォルストホーファー(敬称略)。