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 –  オーストリアのブドウ収穫が今年ほど産地によって異なった年はない。シュタイヤーマークとブルゲンンラントでは4月末の遅霜による50-80%の収量減が嘆かれる一方、ニーダーエステライヒの大半では収量は平均以上となるようだ。こうした要因が絡み合い、ブドウとバルクワインの価格が、取り分けグリューナー・ヴェルトリーナーにおいてかつてないほど急騰した。そのため農業大臣はヘクタール当たりの最大収量を20%上げ、市場のブドウ供給量をある程度安定させた。喜ばしいことに、ワインは非常に繊細な果実香味と鮮度感溢れる酸によって特徴づけられる、傑出した質となった。 もっと読む

 –  春の霜害により、収穫量は少なくなる見込 もっと読む

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 –  オーストリアワインの輸出高は8年連続の成長の後、2015年に初めて若干の減少を見た。オーストリア・スタティークによれば、2015年ワイン輸出量は4800万リットル、1億4千300万ユーロとなった。これは業界関係者にとっては驚くにあたらず、というのも、問題の多かった2014年ヴィンテージは収穫量が減っているからだ。輸出金額の2014年対比1.1%減は危惧されたより小さかったものの、やはり収穫減は輸出高に影響を与えた。 もっと読む

 –  オーストリアのワイン生産者とワイン愛好家は、2015年を喜ばしく思うだろう――というのは、非常に限られたワイン生産地においてのみ、雹による酷い損害を被るにとどまったからだ。2015年は非常に有望だ。既に味われたワイン達は、深く完熟した果実香とバランスが印象的だ。まだセラーで熟成中のワイン達には、大きな品格とポテンシャルが期待されている。 もっと読む

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