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 –  世界的には2017年は最も収穫の少ない年のひとつだが、オーストリアは質的にもまた量的にも恵まれた収穫をすることができた。260万hl(10月の3回目の収穫量予測による)は、過去5年間の平均収穫量の25%増しで、多くの場所で空になっていたセラーを再び埋めることになろう。2017年にも遅霜や雹はあったのだが、前年ほどの被害を被らなかった。ヴァインフィアテルに限っては、酷暑の夏の長期にわたる極度の乾燥のため、収穫量は平均に比してやや控え目となった。 もっと読む

 –  「数多くの、一部厳しいものもあった雹の嵐、酷暑に旱魃――これら全てをしても、2017年ヴィンテージにダメージを与えることはなかった。ワイン生産者は常軌を逸した激しい夏の熱波をうまく乗り切り、このヴィンテージは完熟したブドウで評価されることになるだろう。オーストリアのワイン生産者たちは、今年は長年の平均収穫高に並ぶ、量的には良作年だと予測しており、ブドウは完熟して健全だ。酷い遅霜のせいで2百万ヘクトリットルの収量を超えることができなかった昨年だが、それに続く2017年には2百3千万ヘクトリットルの収穫が見込まれる。」と、ブドウ栽培者協会会長のヨハネス・シュムッケンシュラーガー氏は、報道関係者の前で説明した。 もっと読む

 –  生長サイクルと収穫がローラーコースターに乗るように推移することを想像して欲しい:これこそがまさしく、オーストリアのワイン生産者とオーストリアワイン愛好者が、2016年の天候について記憶に刻むことだ。最終的にワインは、白、赤、甘口ともに良好から素晴らしい品質――部分的に非常に限られた量しかできない場合もあったが――となった。 もっと読む

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