クリス・ヨークがオーストリアワインマーケティング協会の成功継続への方針を決定

2019年10月から既に引継ぎ業務を行っていく中で、クリス・ヨークはオーストリアワインの成功を継続するために必須となる組織的な要素をもたらしています。新たに実行部署を設立しただけでなく、既存の部署の強みに焦点をあて、同時にチームとしての新体制を整えています。これにより、AWMBは戦略的な方針を改善しながら実施していくこととなります。

「我々の目的は、オーストリアワインの価値を高め、認知度を高めていくことで、輸出のさらなる可能性を認識し活用していくことです」と現代表クリス・ヨークは強調しています。

ヨークの背後には確固とした専門知識を備えたチームが存在します。既に確立されているオーストリアワインの品質の高さや国際的な認知度をさらに推進するために、AWMBに新部署が設置されました。最近就任した代理人のクリスチャン・ゼックミスタが今後、ワイン生産地域の起源を重視したマーケティングと、オーストリアとドイツの重要な市場の更なる開発を担う部長として指揮をとります。

クリス・ヨークは次のようにコメントしています。「前進あるのみ。我々はより密接にワイン生産地域、生産者、オーナーの皆様方と連携することを重視していきます。クリスチャンはこの分野に特に力を発揮できる強みを持っていますので、私は非常に嬉しく思います。」

業界のベテランであるゼックミスタは、オーストリアワイン業界内の強力なネットワークと、自身の秀でた能力を駆使します。クリス・ヨークは次のように解説しています。「クリスチャンは13年間に渡るブルゲンラントワイン協会の代表としての経験があるので、ワイン生産地に何が必要かを内外の視点で熟知しています。その一方で、オーストリアワイン産業の政治的活動にも理想的に精通してる人物です」

さらに、既存の部署の強みも最大化されるでしょう。マイケル・ジンマーマンが国際市場部門の戦略的開発の継続を担う責任者となり、それにより売上げの促進と将来性を強化していきます。サビーン・バウアー-ウォルフは、既存のコミュニケーション部門の部長として引き続き、特に国内外の業務を遂行するリーダーシップを発揮してくれるでしょう。

「戦略的洞察力と非常に有能なチーム力を備えたAWMBが、これまでにない程の今後の成功へと向かう体制であることを嬉しく思います。」と語るクリス・ヨークは明らかに自信に満ちています。

ヴィルヘム・クリンガーは2007年から2019年まで、6代目で在歴最長となるオーストリアワインマーケティング協会の代表を務めました。2018年12月、クリンガーは一年後に辞職する旨を発表し、世代交代を告げました。

2019年5月、90名以上の候補者の中から何段階にもわたる選考を経て、クリス・ヨークがAWMBの監査役会によってオーストリアワイン産業に仕える組織の次期代表に任命されました。10月には前代表のヴィルヘム・クリンガーによる引継ぎと後任紹介の期間が始まりました。この間、ヨークは国際的な主要関係先と面会し、ワインと生産者を理解するためにオーストリアのワイン産地を訪ね歩き、AWMBチームとの仕事を開始。この最適な引継ぎ期間ののち、ヨークは年明けにオフィスを引継ぎました。イギリス出身のヨークは、前職では15年間ニュージーランドワイン協会のグローバルマーケティング部長を務めた経歴を持ち、非常に有益な専門性を国際舞台にもたらします。

AWMBのチーム写真 (JPG)

代表と部長のプレス用写真

クリス・ヨークのCV (PDF)

組織図 (PDF)

チーム