ヴォルフガング・プック氏プロデュース、ウィーンのオーストリアワイン・サロン・アワード・ガラディナー（SALON Austrian Wine Awards Gala Dinner）の魅力的な夕べ

世界で最も才能があり、名高いシェフの1人、ヴォルフガング・プック（Wolfgang Puck）氏は、今年のオーストリアワイン・サロン・アワードのガラディナーにハリウッドの風をもたらしました。このガラディナーは、6月30日、ウィーンに出現した、きらめく新しいウニカタワー（UNIQA Tower）のプラチナム（Platinum）で開催されました。オーストリアで最も厳しいワインコンテストである、「オーストリアワイン・サロン・アワード」で勝利を収めた25の生産者を称えるこのスペシャルイベントのため、ゲストとして迎えられたこのスターシェフは、素晴らしい料理の数々を考案し、披露しました。

プック氏は、オーストリアのラインホルド・ミッタレーナー（Reinhold Mitterlehner）経済・家族・青年 大臣、およびオーストリアワインマーケティング協会会長のヴィリー・クリンガー（Willi Klinger）と協力し、この夕べに華々しい成功をもたらしました。ミッタレーナー大臣とクリンガー会長は、25人のサロン優勝者（部門ごとの受賞者）と、優れた生産者に対するサロンセレクトアワード（ワイン雑誌とソムリエによって推薦）を発表しました。サロンコンテストには7000以上のアイテムが出品され、ブラインドテイスティングという厳しい過程を経て、それらの中から260のワインが、サロン・オーストリアワインとして選ばれました。

サロン・アワード受賞者やオーストリアワインマーケティング協会のゲストらが出席する優雅なイベントのため、ヴォルフガング・プック氏は、チームと共にカリフォルニアから、来墺しました。

「初めてオーストリアで料理をすることができ、“ワインのオスカー“をお祝いさせていただき、とても嬉しいです。」と、プック氏は熱意を込めて語りました。「オーストリアワインは、長年私を魅了してきました。ですから、私のレストランでは、多くのオーストリアワインをオンリストしています。私の料理は、アジアの影響も部分的に受けておりますので、オーストリアワインは、私の料理スタイルに良く合うのです」。

プック氏にとって、オーストリアワイン・サロン・アワードのガラディナーの経験も大変栄誉のあるものとなりました。プック氏は、オーストリアのケルンテン州で生まれ、35年前に、ハリウッドの映画界で料理を始めました。そして、1980年代には、ビバリーヒルズの伝説的レストラン、スパゴ（Spago）で、優れた評判を築きました。現在では、米国からアジア（ビバリーヒルズからラスベガス、東京まで）におよぶ70のレストラン帝国の長として、5000人以上のスタッフを抱えています。

この17年間、ヴォルフガング・プック氏は、ロサンゼルスのアカデミー賞受賞式で、年に1度開催される公式ディナーを担当してきました。

サロン・オーストリアワインコンテストは、オーストリアで最も厳しいコンテストです。このコンテストは、ニーダーエースタライヒ（Niederösterreich）、ブルゲンラント（Burgenland）、シュタイヤーマルク（Steiermark）、ウィーンでの各州コンテストに出品された、定評のある生産者や新進気鋭の有望なオーストリアの生産者によって造られた、7000以上のワインが対象です。まず、ワインは、各部門に分けられ、続いて、特別に訓練された州公認のワインテイスターによって行われるブラインドテイスティングを受けます。サロン・オーストリアワイン・アワードのベストワインは、このようにして選ばれます。

ヴィリー・クリンガーは、続いて次のように語りました。「長年、オーストリアワインマーケティング協会ではサロン・オーストリアワイン・アワードのガラディナーに、最高のシェフを招待してきました。オーストリアのヨルグ・ヴェルター（Jörg Wörther）氏、スイスのヴレニ・ギーガー（Vreni Giger）氏、ドイツのヨッヒム・ヴィスラー（Joachim Wissler）氏に続いて、今年は新たなスターシェフ、ヴォルフガング・プック氏にお願いしました。プック氏のお陰で、最も厳しいワインコンテストとしての、オーストリアワイン・サロン・アワードの名声はさらに高まりました。」