ノイジードラーゼーDAC
Neusiedlersee DAC

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ワイン

ツヴァイゲルト種は、若くして楽しめるクラシックタイプから小樽で熟成させたパワフルなタイプまで幅広いスペクトラムを持つ。ノイジードラーゼーDACの産地は、このブドウ品種の、その全てのレンジを生産する。ノイジードラーゼーDACは果実味溢れスパイシーなツヴァイゲルトで、典型的なブラック・チェリーに微妙な多種のダークベリー類とハーブの風味を伴う。バランスの取れたボディーに、繊細で柔らかなタンニンのアクセントがある。ノイジードラーゼーDACレゼアヴェは多層的で力強いツヴァイゲルト種のワイン、或いはツヴァイゲルト主体のキュヴェで、ブラック・チェリーからニワトコの実までのクリアな風味のスペクトラムも有する。スパイスとミネラルの風味が果実味を引き立てる。キメの細かいタンニンと相まって、密に編まれたストラクチャーとジューシーな味わいに帰結する。レゼアヴェワインは一年以上の熟成を経て市場にリリースされる。

産地

ノイジードラーゼーDAC産地はヴィンデンとヨイスの町を除く行政区分のノイジードル・アム・ゼーを包括する。ノイジードル湖の北から東岸に広がり、6,675haのブドウ栽培面積を有し、そのうち1,812haにオーストリアで最も多く植えられている赤ワインブドウ品種であるツヴァイゲルトが植えられている。ブルゲンラントにおける統制保護産地としては最も広い産地だ。砂とロームの土壌に割合はさまざまに小石が混ざる土壌。さらに、高い或いは低い割合の石灰を含む小石土壌や、塩のような軽い砂も存在する。

ノイジードラーゼーDAC産地はパノニア気候の中心に位置し、暑く乾いた夏と適度な降雨、そして雪の少ない寒い冬という気候的特徴を持つ。ノイジードル湖は中欧における最大のステップ湖で、局地気候に対し重要な役割を果たしている。広い水面は夏に温まり、ゆっくりと蓄えた熱を夜に放出する。夜間の若干の温度の低下はクールな果実味をはぐくみ必要な酸を保持する――これがこの産地のワインの特性だ。湖、国立公園、素晴らしいサイクリングロード、郷土グルメと魅力的な宿泊施設からスパホテルまでを有するこの産地は、観光地としても真のハイライト地区と言える。

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料理のヒント

深い果実味のため、ワインはビーフ・ストリップ・シチュー或いはマーティンガンスルなどの古典的パノニア料理と魅惑的相性を見せる。レゼアヴェワインは肉のブレゼやジビエ、或いはリッチな牛肉料理などにぴったりだ。非常にバランスの取れたワインなので、ノイジードラーゼーDACはインターナショナルな料理にも強くお勧めできる。

ノイジードラーゼーDAC
(2011年ヴィンテージより)

ゾーニング: ヴィンデンとヨイスの町を除く、行政区分によるノイジードル・アム・ゼー地区を網羅する。

ブドウ品種:

  • クラシーク:ツヴァイゲルト(純粋単一品種。ただし微量の他品種の追加は認められる)。
  • レゼアヴェ:ツヴァイゲルト或いはツヴァイゲルトがメインのブレンド(ツヴァイゲルトの比率が60%以上で、ブレンドされる品種は地場品種のみ可)。

品質段階:

  • クラシーク:公的検査番号テイスティング委員会に収穫翌年2月1日以降に提出し、市場には収穫翌年の3月1日以降にリリースされる。
  • レゼアヴェ:公的検査番号テイスティング委員会に収穫翌々年2月1日以降に提出し、市場には収穫翌々年の3月1日以降にリリースされる。

アルコール含有量:

  • クラシーク:12.0 Vol %以上
  • レゼアヴェ:13.0 Vol %以上

残糖4g/l以下

味わい:

リンク

ノイジードラーゼー