5. 自然に対する敬意

オーストリア人は自然を愛し、それゆえ自然に多大な敬意を払っている。環境保護、特に水質保護、健全で遺伝子操作をしない食品、生態的多様性、エネルギーと素材効率といった事柄は、この国の最優先課題だ。

そういう訳で、オーストリアの有機耕作面積の割合が、世界のトップにあることは驚くにあたらない:既に農地全体の21%、全ブドウ畑の13%以上が今日、有機農法のガイドラインに従って耕作されている*。さらにオーストリアにはサステイナブルなワイン造りの公的認証制度も存在する。そして最後に、ブドウの大部分は今日においてもまだ手摘みされている。にもかかわらず――或いはそれだからこそ――昨今のワイン業界は非常にダイナミックな発展を遂げている。業績良好なワイナリーの数はコンスタントに上昇し、毎年新たな名前が国際的シーンに登場する。輸出高の急上昇カーヴは、最も成功しているニューワールドの国々の成長を見るようだ。

* 出典:BMLFUW 

A picture shows the grape harvest
© AWMB / Komitee Kamptal
A picture shows the Sustianable Austria Logo

”サステイナブル・オーストリア”の認証プログラムは、オーストリアのワイン生産における”サステイナブル”という用語の使われ方を規定する。

 

有機やビオディナミ農法のブドウから造られたワインは、認証機関のコードナンバーが付いたEUのBIOロゴが目印となる。