広がる甘い誘惑の領域

過去においては、甘口ワインの領域はヴェルシュリースリングだけに占められがちだった。現在はしかし、特にブルゲンラントのセーヴィンケル地域で、品種の範囲はより広範になっている。

A picture shows a wine glas
© AWMB / Eva Kelety

オーストリアで栽培されているブドウ品種の大半――シャルドネ、ヴェルシュリースリングからブーヴィエ(糖分たっぷり)、そしてアロマに富むムスカテラー、ムスカット=オットネル、トラミーナーソーヴィニヨン・ブラン、ゼームリング(ショイレーベ)にいたるまで――は、甘口ワインの生産ブドウとしても認可されている。ドナウ渓谷のリースリングも、少量であるにもかかわらず、非常に興味深い。そしてグリューナー・ヴェルトリーナーはここでもアイスヴァインのスタイルで、印象的な品質を見せる――グロースリーデンタール・アム・ヴァーグラムは、アイスヴァイン生産の重要な中心地だ。

デザートワイン愛好家はしばしば複数品種から成るキュヴェをより好む;キュヴェは魅惑的に調和し、味覚体験に新たな冒険をもたらす。