ソーヴィニエ・グリは菌類病に耐性のある品種で、ノルベルト・ベッカーによって交配された。主にシュタイヤーマルクで栽培されている。収量過多になりやすい性質のため、葡萄の芽かきが必要となる。

葡萄品種学的な重要な特徴
葡萄品種学的な重要な特徴
葉
五角形で5つの裂片、とじているか、軽く重なりあう葉柄をもつ。
葡萄の房
中庸から大きめで、隙間が多いバラ房、円柱状で小さな第二の翼がある;果粒は円形から卵型で、赤い果皮、ニュートラルな風味。
成熟
成熟
とても早い
早い
早いから中ごろ
中ごろ
中ごろから遅い
遅い
とても遅い
特徴 & 状態
ソーヴィニエ・グリは菌類病の耐性をもつPIWIタイプの一種で、ウドンコ病とベト病に強い耐性を持つ。歯の周りに隙間が多く、頑丈な果皮によって降雨が多いエリアでもカビから保護される。
オーストリアのワイン産地
(総面積比)
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オーストリアの総面積

ワインの特徴
ワインの特徴
ニュートラルなアロマを呈し、抽出が豊かでパワフル、しっかりとしたワインとなり、どこかピノ・グリと似ている。
出典 品種の詳細: クロスターノイブルクのHöhere Bundeslehranstalt und Bundesamt für Wein- und Obstbau(連邦大学および連邦ブドウ栽培・醸造・果樹栽培局)、「オーストリアのクヴァリテーツヴァイン用ブドウ品種とそのクローン」(「Österreichische Qualitätsweinrebsorten und deren Klone」第2版、改訂版)、2015年9月
出典 ブドウの栽培面積: IACSによるオーストリア連邦農業・地域・観光省(2022年5月31日現在)