東京オーストリアワイン試飲会: 日本におけるオーストリアワイン熱の高まり
日本:輸出市場としてのポテンシャル
何年もの間、AWMBは日本の輸出市場を徐々に安定的に開拓してきました。メディア、ソムリエ、トレードに従事する人々を対象に展開したり、様々なフォーマットでイヴェントを開催してきました。2018年には、13万9千リットル、110万ユーロに相当するオーストリアワインが日の出る国へ輸出され、その1リットル当たりの平均価格は7.95ユーロという相当な単価です。2017年対比では、輸出量2.2%、輸出額11.8%増。しかし、日本市場はまだまだ大いなる可能性を秘めていると専門家は予測しています。オーストリアワインが人口およそ1億2700万人の島国で、さらなるはずみをつける為に、AWMBは東京のオーストリア大使館商務部の協力の下、7月1日に日本の首都で生産者も列席した最も包括的なオーストリアワイン試飲会を主催しました。
参加者の関心の高さに感動したオーストリアワイン生産者たち
50名のオーストリアワイン生産者たちがアジアの大都市へ渡航し、印象的な雰囲気のシャングリラホテルに集まった600人以上のトレードと、300人近い一般消費者に彼らのワインを自らの手で紹介しました。31社の未輸入ワインは「ニューフェイス」という呼び名で紹介され、この試飲会は非常に競合激しい市場においてファーストコンタクトを得る機会となりました。オーストリアの生産者たちは、21社のインポーターによって支持され、来日しなかった生産者のオーストリアワインも含めて紹介されました。122社400種類のオーストリアワインを試飲する機会を一般消費者は存分に楽しみました。
大成功のセミナー
試飲ブースを回る以外に、トレードの部ではオーストリアワインの知識をより深める為に5つのテーマで試飲セミナーが開催されました。熟練の講演者たちは、例えば「ニューフェイス」から厳選し、和食とオーストリアワインの素晴らしいペアリングを紹介しました。
「日本のワイン専門家たちはオーストリアワインに高い関心を持っています」と、在東京オーストリア大使館商務部の松本典子さんは言います。「全てのセミナーは事前予約で満席、受講者からの感想は、全て好意的でした」
プレス会議とマーケット調査
7月2日には、AWMBは東京のオーストリア大使公邸にてプレス会議を開催、ジャーナリスト、生産者、インポーターが参加しました。AWMB代表職を退任するヴィリ・クリンガーは、この機会に日本の仲間にお別れを告げ、「オーストリアワインアンバサダー」として近年オーストリアワインに貢献してきた日本のワイン専門家たちに栄誉を授けました。
2日間の訪日は、最も重要な小売店や名高いワインバー巡りで完結し、それらは多くのワイン生産者たちが東京の市場トレンドを詳細に調査するのにも役立つものでした。試飲会で得た経験と共に、この市場でどのようなスタイルのワインが人気か、現状のボトルデザインや製品紹介は適正か、また、オーガニックワインなどの特定のグループが地元でどのように受け入れられているかなど、有益な情報収集ができました。
クリンガーの総評
退任するAWMBの代表ヴィル・クリンガーは、日本における2日間のオーストリアのパフォーマンスに非常に喜んでいます。「私のAWMBでの最後の年に、東京でのオーストリアワイン試飲会が大成功をおさめたことに、特別に喜んでいます。それは、これまで常に日本はオーストリアにとって未知の可能性を秘めていると言い続けてきたからです」とコメントしました。
概要
東京オーストリアワイン試飲会2019 |
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